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専門性の高い特化型の弁護士事務所に転職するには

ある特定分野に業務内容を絞り込んだ法律事務所を、特化型法律事務所、またはブティック型法律事務所と呼びます。ある程度、業務内容に幅を持たせ、いろいろな需要の取り込みを図っているところが多い中、得意分野を売りにすることで差別化を図り、より専門的なサービスを提供しています。例としては、商品開発にあたって、いろいろな法的アドバイスをする金融業務、海外進出をする企業を法的にバックアップする国際法務、相続問題を専門に扱う相続法務などが挙げられます。こうした事務所は、中小規模のものが多いことが特徴で、弁護士の採用の数も限られています。

欠員補充として募集することが多いため、その穴を十分に埋められるほどのスキルを持ち、引き継ぎがスムーズに行える弁護士が対象となります。その分野に精通していることはもちろん、十分な実務経験が必要です。こうしたところに転職を希望する弁護士は、いち早く募集情報を入手するため、信頼できるエージェントに登録することが不可欠です。非公開での募集も少なくないため、法務業界に特化しており、事務所にパイプを多く持つ、業歴の長いエージェントを選ぶとよいでしょう。

また、こうした突然訪れる転職の機会を十分に生かすためにも、その分野で必要とされるスキルは常に磨いておきたいものです。例えば、国際法務を専門とする事務所では、外国人の顧客やスタッフとのコミュニケーションや契約書の作成などの業務において、高いレベルの英語力が求められます。現在の仕事で十分な経験を積み、転職に備えることが成功への早道と言えるでしょう。

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