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弁護士における転職の可能性

弁護士は、そのステータスの高さで誰もが知っている職業と言えますが、それでは転職をする際にも有利なのでしょうか?最近では、弁護士が多くなりすぎて、働く場所がなくなってきているというような報道もされています。この点について、まず弁護士の人口をみてみますと、2010年時点で約3万3千名となっています。これは、人口比でみてアメリカよりも少ない人数となりますので、そういう意味では多すぎると一概には言えませんが、日本はアメリカのような訴訟社会ではないこと、日本の人口が減少傾向にあることを考えますと、弁護士になれば将来は安泰という状況ではなくなってきているとも言えます。しかし、弁護士の資格を持っていれば、税理士や弁理士の職務を行うこともできますし、本来業務に付随する場合には、司法書士・行政書士・社会保険労務士の職務を行うこともできますから、転職をする際にも非常に有利であると言えるでしょう。

また、一般企業においても、企業法務という分野がありますから、一般企業への転職をする際にも国家資格を活かすことができます。この企業法務の分野には、M&A、労働問題、倒産・事業再生、紛争処理、知的財産、税務などがありますから、これらの中に何か自分の得意分野としてアピールできるものがあれば、非常に有利な転職を行うことも可能となってきます。また、国家資格を活かして、有利な転職という方向ではなく、社会正義を実現するという方向を目指すこともできるのです。相続登記の費用のことならこちら

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