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債務整理の過払い金のタイミング

過払い金が発生していれば、債務整理をすることによって取り戻せますが、そもそも過払い金が発生しているのかどうか分からないという人もいると思います。このような人なら、まずいつ借りたのかを把握すると良いでしょう。過去の取引履歴を調べれば、今までどれくらいの利息を支払ったのかを知ることができますし、過払い金が発生したタイミングを知ることができます。多重債務者の場合には、借りた金融機関ごとに条件が異なりますから、それぞれの取引履歴を調べることが必要となります。

もう少し具体的なことを考えて見ましょう。29%の金利で借り入れをして、そして60回で完済したとします。多くの場合にはこのようにして返済していくことになりますが、29%は違法な金利で、利息制限法の上限が15%だったとします。15%で借りていれば55回で完済できたとすると、55回目の返済の一部と56回目以降の返済はしなくて良かったことになります。

この分が過払い金となるわけです。ですから、その分は債務整理の時に返還してもらうことができます。消費者金融の中には、利息だけを支払っていれば良いというものもあります。利息だけを支払っていれば、もちろんですが元金は減りません。

ですから、返済期間は非常に長くなってしまいます。この場合には、過払い金の金額が大きくなってしまう傾向があります。過払い金の金額が大きくなると、債務整理を行ったときに返還される金額も大きくなります。

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